2020年振り返り
Updated Date: 2024/01/01 02:55
1年が終りを迎えそうになってきているので、今年1年で自分が何をしてきたかをまとめる。端的に言えば多様性について一番考えた時間が長かったのと、自分に対する自信や価値について向き合った時間が一番長かった1年だったなと思う。
転職
転職を本気で考え出したのはいつだったかなーと思い返してみると、多分2019年2月くらい。同僚が相次いで辞めるという状況が続いたからだったと思う。とはいえ僕にとっては特に嫌になったことがあったわけでもなければ、まだやりたいこともあったといえばあった。今考えるとある程度居心地良くなってきちゃったことが自分なりに「これはマズイかも」というシックスセンスが働いたのかもしれない。まぁ僕以降に入社してきたメンバーがかなりいろんな方面にスキル高い人揃って来てたし、新しい風みたいなところがあったほうが良かっただろうなーとは感じてたのも1つの理由かも。
色々書いたけど、ようするに 過去の記事を見てもらったらOK。
エンジニアリングマネージャー
正直な話をすると、僕の想像していたエンジニアリングマネージャーは、ある程度エンジニアリングをする組織やチームあたりにフォーカスする役割という面が強い。でも実際みなさんも御存知の通り、エンジニアリングマネージャーというのは企業や組織、果てはチームによってもその役割の境界線は曖昧なものである。ジョブディスクリプションできっちり分けたほうがいいよと思う反面、組織は常に変化し続けるものであるという側面を考慮した場合、役割をきれいに分割することが本当に大事なの?っていう事も考える。
このあたり答えは僕の中で今も出てないけれど、自分の中のエンジニアリングマネージャー(という役割)と周りの期待やチームでの価値みたいなのが必ず一致しているということを前提にしないことは大事だなと思った1年だった。
あと、どうでもいいけど最近スプラトゥーン2をしながら人と会話するみたいな場面に出くわすことがあるんだけど、僕はそこでどちらかにしか集中できないことを知ったので、多分普通の人よりは並行作業が苦手なんだなと感じた。
多様性
僕のチームは多分今後二度と経験しないだろうレベルのダイバーシティを持っている。
前職でも日本人以外のメンバーと仕事をする場面はあったけど、今の職場ではそこにあと3カ国くらい追加されしかも英語でのコミュニケーションを要求されるのが日常である。激変とかいうレベルではない。
入社当初、自分はある程度やり手のエンジニアだと思ってたところもあり、うまく行かないことや正しいことができないもどかしさをチーム全体の責任と考えていたんだけど、そこで感情が言葉に乗りすぎたこともあった。もちろん、自分が正しいと思ってたわけでもなかったからその葛藤も長く続いた。
今はある程度落ち着いていて、僕自身の、特に多様性に対する経験が圧倒的に足りないことを自覚できたし、今まで当たり前だと思っていた部分もチームの形やメンバーの個性によってそんなものに拘るほうがおかしいということにも気づけた。このことは転職してよかったなと感じる数少ないプラスポイントだ。
コーチングとの出会い
いろんなことについて深く考えることを辞め、とりあえず目の前の目標や目的を消化することに身を任せていたところ、他部署の方がプロのコーチングを受けているということを知った。
コーチングという手法自体はメンタリングやリーダーシップあたりの文献を読んだことがあったので知っていたんだけど、パーソナルに取り組めることは知らなかったし資格を持った人と話す機会もなかった。まさに未知の世界というものである。
好奇心あるエンジニアであれば、こういう機会を逃すのはもったいないと思い僕自身もコーチングをお願いしてみようと考えた。
プロコーチのパーソナルコーチングサービスは、価格がピンきりで高いやつだとそもそもプロコーチ資格取得のためのコーチングサービスとして100万円以上、アマチュアプロコーチになるためのサービスが数十万円とかいう具合。僕はチキンなので、人生を左右するような買い物とファッション以外には10万円払わない人間である。でもコーチングは受けてみたいのでググった結果、mentoというサービスを見つけた。ここなら安くて5,500円でコーチングを受けることができる。(ただし月1回なのでちょっと少ない)
初回のコーチングで自分の感じたすごく感動的だった出来事、輝いていたときなどを久しぶりに掘り起こされた結果、コーチング信頼度高いなと思い、今も続けている。
ちなみにコーチングは特定の話題がない場合でも有効らしい。人生全体でモヤモヤしていることをコーチに話していると、自分のパーソナリティから本当に自分が価値を置いていることややりたいと思っていることみたいなところに誘導してもらえる。もちろん、コーチ相手に多くの自分の情報を提供しつつコーチ自身の事も知って信頼しあえる関係性を築く必要があるため、自分がこの人なら!と思えるコーチに出会えるようにいろんな人と話すのは大事かもしれない。
もしかしたら、そもそも職場にいる「あの人」がコーチに適任かもしれないという場面もあるので、人との対話で自分がいつも以上に居心地良いなって感じる場面があれば、その人をコーチとして色々とお願いしてみるといいかもしれない(この方法だと無料である)
コーチングについてはそのうち別で記事にしようと思っている。すでに色々書いちゃったけど。
洋服
Sacaiとナイキコラボのスニーカー、アパレルすべての抽選に外れた。次は当てたい。
その代わりにSacaiのシャツジャケットとYohji Yamamotoのシャツを買ってもらった。他にもThe ReracsやTEATORAを買った。他にも日本製のファクトリーブランドも買った(和田メリヤスとかITOHARIとか)。靴もそろそろブーツあたりを1足欲しいとか思ってる。そんな感じに、なんか自分の気に入ったブランドや好きだったブランドへお金をかける機会が多かった1年だった。(収入がちょっと増えたのも影響してる)
そして好きなものを集めても、やっぱりオシャレにはなれないということに改めて気付かされた。このバランス感覚はとても難しい。ファッション難しい。お金かければいいってわけじゃない。でも1つだけ言えることは、自分で厳選した良いものは大事に使いたくなるし着る機会も増えるということだ。若い頃に勢いで買ったブランド服は現在ほとんど手元に残ってない。逆に今も残ってる服は、当時から「これは本当に必要か」と悩みに悩んで買ったアイテムばっかりだ。単にそれなりに高いから売りたくない、もったいないという感情が働いている気もするけど、まぁやっぱり考え抜いた先にある選択はだいたい正しいということだろう。
ゲーム
秋くらいに勢いで応募したニンテンドースイッチが当選した。元々子どもが持ってたので昔は少し一緒にやらせてもらってたのだが、オンラインが有料化してから長らくプレイしていなかった。今回久しぶりにスプラトゥーン2を始めて、その流れで2年遅れでかなりやり込んでいる状況。正直仕事や私生活にも影響出てる気がしないでもないが、そろそろ落ち着くのではないかと思っている。
また、PS5も実は当選したんだけど、デジタルエディションだったので購入を断念。僕がほしいのはブルーレイ再生できるPS5であり、ゲームができるPS5ではないのである(だったらなんでデジタルエディションに応募したのかというと、当選確率上がるかも?と思ったからである。結果、逆に通常版の当選確率が下がっただけであった)
YoutubeやらPodcast
仕事や作業してる時間で、音楽を聞くよりもYoutubeやPodcastあたりを流していたほうが勉強になるのでは?と思ってちょっとやってみた。が、そんなに続かなかった。理由はやっぱり僕がどっちかにしか集中できないからだと思う。
そんな僕がいつも見てるのは狩野英孝さんのゲーム配信である。バイオハザードとDBDは多分僕の人生で絶対プレイすることのないゲームではあったけど、彼のおかげでとても面白くシナリオを追うこともできたしゲーム性を理解することもできた。良い経験ができたなと思う。これについても「自分の知らない世界を覗いてみる」という自分の好奇心やチャレンジにつながってる気がした。
自転車
サイクリング入門としての自転車を買った。すでに何度か地面にペダルを削ったりぶつけたりした結果ボロボロではあるがなんとか乗りこなしている。
普段から歩くことは好きで機会があれば歩いていたんだけど、前職も現職も職場が自宅からそれなりに遠くなってしまったことが原因して歩く機会がとても減っていた。そのため運動以外のダイエットも考えないとなーということで食事の制限とかやってたんだけど、それもなかなか続かず結局体重が去年から2kg以上増えてしまった。
やっぱり運動大事だわということで、ちょうど自転車乗りの同僚がいたので色々と相談した結果、自転車を買うことにしたという流れである。興味ある人は過去記事見てほしい。ちなみに体重はちゃんと2kg減らした。
なお、まだ遠出はしたことなく街乗りライダーなので、坂道経験0。ただ太ももだけはやたらパンパンになったので、やっぱ運動は筋肉、筋肉は健康であると結論づけることはできそう。
英語
人生で一番英語に取り組んだ1年だった。
ただ、TOEICの点数は未だに600点に届かない。でもニュアンスと勘でかんたんな日常会話ができる程度には成長した。多分相手に変な訛りさえなければ海外でも会話はできるはず。
あと発音がうまくなった。よく小中学校でやたら発音よくリーディングするやつが馬鹿にされるアレくらいには英文が正しい発音である程度読めるようになったと思ってる。まだまだだけど。
とりあえず意味のわかる単語と、その単語を使った文例さえ実践できればもっと良くなるとは思うので来年も頑張っていきたい。
なお家ではDuolingoというアプリを使って毎日ちょっとずつ勉強している。これは250日ほぼ続けてる。また、英語での映画を観ることでリスニング力と表現力を鍛えるみたいなことをちょいちょいやってる。なんかいい影響あったかというと、よくわからんけど続けることが大事だと聞いたので続ける。映画面白いし。今後も観た映画のレビューは記事にしていく予定だ。
積んでる学習本も読まなければ……
まとめ
- 未知の世界に自ら足を入れることができた
- 英語ある程度続けられた
- 自転車乗れた
- 好きな洋服買えた
- スプラトゥーン2楽しい
- コーチング続けていこう
- 仕事悩み中
結果として仕事以外はプラスに充実してたんじゃないかと思う。仕事はどう進めるか今も迷ってるけど、仕事だからそんなものだと思う。アジャイルとしては毎日違って毎日改善、失敗しても全然問題ないはず。そういうことを続けられている現状はやっぱり良い環境だなと改めて思った。
ではまた来年。