Young Manager
Updated Date: 2024/01/01 02:55
若いうちから人の上に立つことのできる人は、
自分の仕事あるいは時間の管理がばっちり出来る人だと思う。
人に対して気配りが出来たり、コミュニケーションを重要視して行動できる裏には、
きっとそういう自分の管理がしっかりできていることによる余裕があるからというのが理由だ。
僕自身、社会人暦が長くなるにつれ、人の上に立つとか論理的に考えてみるとかいうことは、 一応意識しているつもりだ。 だが、以前にも述べたように、僕には幸か不幸か部下が居ない。 それに、持つべき確固としたプロジェクトも無いし、それを管理するがわの権限も無い。
そういう状況で自分が出来ることといえば、とにかく非効率だと思うことや、 汎用的な作業について、手順化したり自動化したりすることによる個人の作業負荷削減を目指すことだった。 今でもそう認識しているし、それで自分が成長できると思っている。
少なくとも、手順化することによる文章力や構成力の習得や、
自動化による継続的CIの学習などは、自分が定型的にプロジェクトを管理するための(いつになるかわからないが)
礎になることは確かだ。
それに、ここ最近までJava7やPlay Frameworkなど、新しいPG技術・手法に対しての実践的な活動も、
ゆくゆくはプロジェクト規模・システム特性などから言語を選択し取り入れるための指針になるだろう。
今はただただ毎日が面倒で、学ぶばかりの日々ではあるが、
いつかくるであろうその日のために、僕は間違いなく、自分の描いたロードマップを歩けていると思う。
そう、あと3年は。
もう自分も若くない。そろそろ5年、10年先のキャリアビジョンも意識しないといけない。
先日、元プロ野球選手の現在を特集した番組を見たが、自分にとっても他人事ではないなと感じた。
SEも自分が資本だ。
自分の技量が時代に追いつかなくなった時点で、それはもう、自分の想いと現実とにズレが生じてくる。
そうなったとき、果たして自分に行き場はあるのか、自分はどうするのか。
今のうちに考えておかなければと改めて思った。(そして本記事の冒頭に続く)