ProjectをManagementする人とWorkする人
Updated Date: 2024/01/01 02:55
プロジェクトの管理はそれそのものが仕事となるほど抽象的で汎用性の効くものだ。 だから、世のPM(Project Manager)達は、IT業界ならずとも大抵同じようなことを仕事としている。
例えばそれは人・金・案件の管理だ。
僕自身はプロジェクトマネジメントの経験が無いので憶測でしか話せないのだが、
マネジメントは働く人の環境を上手く整備し、かつ円滑・確実な案件の進捗管理と、
利回りを見た損益の可視化が主な内容だろう。多分。
これだけでも、プロジェクトマネジメントはとんでもない作業なのだということがわかる。
そんな感じで、プロジェクトマネジメントの職につくには、それ相応の知識と経験と、
仕事力が必要だ。
ましてや、顧客先派遣や入場、請負などの複数社契約によるプロジェクトの場合は、
通常の3倍くらい能力が必要になってくるだろう。
担当として実際に作業に当たるメンバーは、それぞれがタスクを持ち、
何かしら想いを持って動いている。PMもそうだろう。
その辺の泥臭い人間としての思想や考えも考慮せねば、
作業員の個人としての尊厳を守りつつ仕事をさせることは出来ない。
ここでPMがやるべきことは作業員の適切な配置決めになる。
誰だって嫌なことや苦手なことはある。PMはそこを把握し、 作業員のモチベーションやスキルを上手く活用できるような環境を整備することが重要だろう。 プロジェクトの管理は、お金だけあるいは案件の進捗ばかりを追っていてもどうしようもない。
IT業界は人が資源だ。
だからこそ、もっと人を見て、人の意思を原動力としたマネジメント方法が確立して欲しいと思う。
(他力本願)