bon now

大学3年生くらいの頃から持ち続けたバイクをついに処分した。買取しなかった理由は単純だ。動かない、人気がないのダブルパンチだからである。査定を頼みつつ処分費用がかかるくらいなら最初から処分前提でお願いしようというのが狙いだった。

IT界隈で生きている身からすると、電話やFAX、訪問は最終手段である。もちろん今回もインターネットの力を借りることをまず検討した。
九州限定ではあったがその名もズバリ バイク処分.com。申し込みフォームから申し込んだら、すぐに折り返しの電話が来て「夕方には伺います。コロナなので立ち会いなしの引取をやってますんで鍵と一緒にわかるように置いてもらえると」と言われ、実際放置して私用にでかけていたらバイクが無くなっていた。。。

非常にあっけない最後だった。人と同じだ。死んでしまったら悲しみに暮れるヒマもなく葬儀や通夜、ようやくゆっくりできたと思ったら火葬からの四十九日法要の予定組。すべてが無機質であっという間に過ぎ去っていく。実感が湧くのはもう少しあとかな。

さようなら、僕の青春。

ちなみにこのバイクを買うときは親のお金を結構借りたのだが、つい最近その費用を高級時計として返したのでチャラになったと勝手に思っている。