bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

最近の近況と課題

Created Date: 2020/11/10 04:28
Updated Date: 2024/01/01 02:55

久しぶりの更新なのだが、あまりいいことを書けなさそうだが何かしら書かないと自分が忘れそうなので何か書く。色々あるけどきれいにまとめられる自信もないのでとりあえず時系列順で書けそうなことを書く。実際はこんなことをしている場合じゃないんだけど書く。

8月以前からあったこと

過去に書いたとおり、色々と自分の失敗と反省から自分のやってることややってきたことに対して疑問を持ち始めた時期。日々自分の作業をメモしてたり、気づいたことやわかったことを言語化してきたけどそれもだいぶ停滞してきた時期がこのへん。このあたりから何かが変わったなと感じ始めた(遅すぎ)。

9月の出来事

なんだかんだあって、大きなリリースを終えた後、改修や改善に集中できた時期。並行して比較的大規模なプロジェクトが立ち上がろうとしたけど色々あって延期されたことで、一気に忙しさがなくなって穏やかな日々が続いた時期……だった気がする。 このあたりは優秀なメンバーがいろんな作業を提案・実装してくれて多分チームが少しずつ現組織に認知され始めた時期だったと思う。ということはやはり穏やかだったのだろう。

10月の出来事

このあたりからまた色々とあったんだけど新しいプロジェクトがポツポツやってきて突然頭のコンテキストスイッチを切り替えなければならない状況が発生しだした。8月、9月で平和ボケしてた僕にとってこの時期から色々追いつかなくなってきた気がする。

あとスプラトゥーン2を本格的に始めだしたのと、自転車通勤を始めたのもこの時期。身体的にはちょっと痩せたのと、土日の時間は子どもと一緒にゲームをする時間がだいぶ増えた。ある意味でリフレッシュできる時間ができたのだが、そのせいで色々と考えなくても済む逃げ道を作ってしまった感も否めない。

英語学習に関してはここまでで対して変わったような感じは全く無い。オンライン英会話で多くて週に4回会話するようにしているのと、TOEICレッスンちょいちょいやってはいるけど、成長した感じは全く無い。強いて言えば英語で会話することを恥ずかしいとか間違えた文法をしゃべることに抵抗がなくなったというところは成長したと言えなくもない。それが成長かというと微妙だが。

11月の出来事

忙しいっていう人は大したことないみたいな言葉があるけど多分そんなこと関係ないくらいには色々考えることが増えた。この時期になるまで伸ばし伸ばしにしてきたことや、考えないように遅延してたことが単純に今になってやらなきゃいけないタスクとなり、自分の状況を逼迫させているだけなので自業自得である。

そしてちょっと前に買ったWenaがさっそくぶっ壊れた。液晶に何も表示されなくなったのだ。壊れた当日、最初は見えてたメッセージが、通知が増えるたびに消えていって最終的には何も見えなくなりついには反応もしなくなった。表示切り替えスイッチを押すと一瞬表示される状態のときもあったがそれもやがて沈黙。その後リセットしてしまったがために、ペアリング用の暗証番号も表示されることなく無事文鎮化。1年保証があるとはいえ今のところ放置中。面倒くささのほうが勝っている状況。

あとmentoというサービスを見つけた。これは1回最安5,000円でパーソナルコーチングをしてくれる というサービス。自分はどっちかというとメンターやコーチングする側なので、お金払って本物のコーチングを学ぶ事のできる最良のサービスナノでは?と思ったので登録してみた。悩めるオッサンをどう導いてくれるか頑張ってみようと思う。
この流れでコーチングにも認定資格があることを知った。色々あるっぽくて認定スクラムみたいな感じになってるけど、まぁあったら良さそうだなーなんて思って調べると、100万以上の資金が必要となることがわかった。本気度が大事。

その他

マネージャーについて

マネージャーの役割について自分がよくわかっていないところがありいろんなところに迷惑をかけてる状況で、自分ではどうにもならない現状について誰か言葉にしてほしいという思いにすがりつくように、たまたま職場にあった書籍「リーダーシップ論(ジョン・P・コッター著)」を手にとったのだが、そこにはこう書いてあった。

マネージャーの仕事(マネジメント)は他者に依存しているために自分でコントロールできない。不必要な依存関係は排除するか避け、自分の持つ権力をうまく行使することが大事。

このあたりが自分としてはかなり腑に落ちた。個人的にはプレイングマネージャーは依存性を自分でなんとかできちゃう部分が沢山あるため、マネジメントという点においてはマネージャーじゃないよなーと思っていた答えかもしれないという点で合理的だなと感じている。本来であればもっとメンバーにその依存性を正しい形で移譲し、自分にとってマネジメントできる範疇に持っていくことで、メンバーはより多くの決定権・責任のある仕事を遂行することができ、マネージャーは正しくマネジメントができるという状況を作り出すことができるはずである。それに「仕事できるスキルが上の人間こそ偉い」みたいな思考が当たり前になってしまうと、「プログラミングできないマネージャーに従う必要はない」っていうよくある話がどうしても出てきてしまう。最近だとプロダクトマネージャーみたいな存在が出てきたので、このへんの偏見というか認識差異はなくなってきていると信じたいけど、マネジメントは決して同一役割の仕事のスキルの高低差で上下関係や決まるものではないはずだ……。と、言い訳しておく。

また、コッターが言うにはリーダーシップとマネジメントは別のスキル、別の仕事(役割)として定義できるということらしい。なのでそのあたりの役割を使い分ける事が大事なのであるのだが、それが難しいのなんのって。というのも人それぞれ「何がリーダシップで、何がマネジメントか」っていう線引はそれなりに曖昧だろうし、定義できないからこそ感じ方や捉え方も人それぞれなんだろうし。

人生について

プライベートでも色々あって、人生ってのは人の数だけパターンがあり、主役は当人なんだということを考えるきっかけを得た。 僕の周りには幸い?なことに様々なバリエーションの人生を生きてきた人がたくさんいたので、どんな生き方に対しても特に偏見や上位関係を作ることなく受け入れることができていると思う。でも、一般の人からみると正しいとは言えないこともあるだろうし、遠回りだとも言えることもあるだろう。
だからこそ共感することはとても大事だ。他人に共感できるということは、それだけ多様な価値観を受け入れる土台があるということだ。そして共感は同情ではない。共感はメンタリングやコーチングにもよく登場する要素の1つである。これは素直に身に着けておきたいと思ってる。

また、先日、俳優の綾野剛さんが行列のできる法律相談所でも言ってたけど「共感されることを恐れる(なにかの雑誌の対談のセリフの引用)」というのがあって、俳優としては誰かに共感される時点で唯一無二ではない以上自分の価値やアイデンティティに対して危機感を持つのは確かに大事だなと思った。

そんな感じで自分の人生や他人の人生について色々と考える日々が続いている。

他に学んだこと

「失敗の本質」という書籍を通して、文化的自己観グループシンクを学んだ(専門家がいると学びが深い)。

文化的自己観とは、育った国や地域の文化に根付いた潜在的な自己意識のことらしい。例えば日本だと和をもって尊しとなすに代表されるように「みんな仲良く」という相互協調性が挙げられるそうだ。コロナ禍でもよく取りた出されたネタだったのではないだろうか。
グループシンクは要するに大勢の意見で少数派の正しい意見が封殺されるリスクとか、合理性よりも個人の感情やグループの理想を優先してしまうような状況を指す。なんだっけ、フィルターバブルという状態もこれに近いんじゃないだろうか。

と、いうようなことを勉強したと思う。

まとめ

最後に今日までの状況をまとめると、いいことよりも悪いこと、スッキリすることより悩んでいること、楽しいことより考えることのほうが多い状況が長く続いているということ。 考えている間は答えが出せない。それはつまり、考えているようで考えていないとも言える。そういう状況に終止符を打ちたいがためにこうやって文章を書くし、新しいことへ挑戦して別の視点や生き方を考えるきっかけを作ってみている。そんな感じで今年が終わろうとしている。

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