bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

モバイルアプリを作ってみた

Created Date: 2018/12/03 01:27
Updated Date: 2024/01/01 02:55
目次:

作ってみた。どういうアプリなのかは業務上の秘密なので明らかにできないのが残念・・・(そのうち多分公開します)

普段サーバーサイド(Web)のコーディングをやっている自分としては、ハードウェアを動作するための処理が難易度高かった。 画面遷移、非同期、アクション・・・などなど・・・

特に今回はXamarinっていうクロスプラットフォームでの開発をやってみたんだけど、 Android/iOSに対してNuGetで入れたライブラリのバージョン違いに悩まされた。 このあたりと、相互でロジックを分けざるを得ない部分を考慮しなくちゃいけないのがクロスプラットフォームの一番の鬼門だなぁ。 しかも使うライブラリがOSSの場合、その更新が止まっちゃうといよいよヤバイわけで・・・(最新OSに対応出来ないとか、セキュリティ問題を抱えっぱなしになるとか) 開発コストは軽減するかもしれないけど、その分何かしらのリスクも2倍管理しなきゃいけないのではないかなと感じる。

脱線しちゃったけど、今回一番の学びはアプリエンジニアすげぇーです。 画面の作り込みもUIを考えながらやらなきゃいけないし、非同期処理を考慮してオブジェクトを使い回さないとメモリ食うし、 キャッシュみたいな機能を使わないと毎回データ取らなきゃいけないしみたいな、多分サーバーサイドでは良しなにフレームワークがやってくれるのを 自分で作り込まなきゃいけないツラみが僕の心を何度折ろうとしたか……

Xamarin関係の苦労だと、最近のVisual StudioにはXAMLのプレビューがあるものの、VBみたいにコンポーネントを置けばいいわけじゃなくXAML書かなきゃいけないのであんま意味ない。 あとReactiveなんとかみたいな処理が、年代によって進化しているので古いWebサイトの記事はそのまま実装してもまともに動かないときもある。 また、PrismとかMVVMとかDIとか色々な技術を組み合わせて成り立っているXamarinは、1つ1つを真面目に学ばないとまともな形のコードができあがらない。 これは学習コストが高いというより、学習の精度と新鮮さが維持しにくいっていう感じ。

iOSやAndroidは少なくともSwift/KotlinもしくはObjective−C/Javaという1つのアプローチを追いかけておけばいいわけで、 技術そのものの再利用性は高い。Xamarinは、ある種ロックオンされたライブラリの依存から抜け出せないんじゃね?って思っちゃう。 まぁ、それを言うならRubyだってRuby on Railsができればほかができるかって言うとできないんだけど。 PHPの場合も似たような問題を抱えてはいるんじゃないかと思っていて、僕は生のPHPは触れるけど、LaravelもFuelPHPも触れない。 JavaScriptならVue.jsとNode.jsはある程度触れるけど、ReactやReactNativeはからっきしだめ。 ……なんか挙げてみたら別にどのプログラミング言語で開発しても同じじゃね?って感じになってしまった。

そんな感じで自分のスキルを少しだけ向上させることができたんじゃないかと思う。 とはいえ、ほとんどのコードはコピペなんで0から作るとか無理。

余談

自分にはポートフォリオになるような作品や経験が全然ないなーって最近思った。

マネジメント側のプログラマという立場で、じゃあ設計書をやってるのかとか、マネジメントのノウハウ資料はあるのかって言われると、 ないんだよなぁ。なので、ちゃんとした企業に「私の能力です」とアピールできる代物がなにもない。これはまずい。

ということで、何かしら今後もアウトプットしていこうと思います。

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