BBIQのセカンダリSSIDの初期設定
Updated Date: 2024/01/01 02:55
自宅のインターネットは現在BBIQ光(1G)コースを利用している。 最近プリンタを購入して、無線で繋げているんだけど、たまに家族から「スマホからネット印刷できん」という話を受けるので、 ちょっとどういう問題が起きているのかを調査してみた。
BBIQには標準でプライマリSSIDとセカンダリSSIDっていうのがあって、XXXX-gだのXXXX-gwだのというSSID名が付けられている。 結論から言えば、両者の違いを明確に知らなかったのが今回の問題の原因だった。
プライマリSSIDはその名のごとく優先的に使われるメインのWi-Fiネットワーク。 こいつからは、ルーターに有線LANでつながれたPCやその他ハード機器との相互通信がNATによって許可されているのだが、 セカンダリSSIDには「ネットワーク分離機能」なる機能がOFFに設定されており、ルーター内部にて内部通信ができないように設定されているようだ。 つまり、セカンダリSSIDからは、有線LANへの内部ネットワークや、プライマリSSIDへのネットワークとの通信ができず、 セカンダリSSID内でのセグメントでしか通信が許可されない。 また、セカンダリSSIDはWEPの設定が可能となっていることから、比較的セキュリティ強度が落とされていることも分かる。 ようするに「セカンダリSSIDは情報がダダ漏れになってもいいようなゲーム機器やゲスト用の通信として使ってね。 主要ネットワークからは切り離しとくんでよろしく」ということである。
自分自身ネットワークにはあまり明るくないんだけど、今まで全然意図してなかった挙動だったので192.168.0.1に繋いで良かったなと久々に実感した。 それと同時に、自分でネットワーク設計できるとかっこいいよなぁ〜と改めて思った次第である。