入社して1ヶ月経ったエントリ
Updated Date: 2024/01/01 02:55
スタートアップに入社して1ヶ月経ちました。
実はもう企業側のブログでそれなりに書いたけど、個人ブログのこちら側ではもう少し深堀りして書こうと思っている。
モチベーション
そもそも僕が転職した大きな理由は自分のキャリアとして最終的には起業したいという思いがあり、
そういう雰囲気を味わえるかつ社会貢献できそうなそれなりのチャレンジが必要そうな場所に身を置きたかったからである。
あれ、これってあんまり語ってない?こまけぇこたあいいんだよ!
まぁそんな感じなのである程度混沌としたところだろうが、やることが多かろうが、 それは自分の人生がこれから経験するであろうことを先に経験できるわけで、 要するに自分のターンになれば少しだけ強くてニューゲームできるということになる。
これまでの仕事内容との違い
一番の違いは立場だと思う。現職では最年長のおっさんエンジニアなのである。
経験もある程度他のメンバーよりもしてきているのでそのあたりで助言したり、
なんだかみたことのあるような課題や問題を先んじて取り組んだりということをやっている。
あとすごくメンバー全員の行動力というかフットワークが軽い。さすがスタートアップ。
そのため、自分の考えたことや誰かの考えた施策なども試してみて検証するという速度の早いフィードバックループが実現されている。もう少しフィードバックを鍛える必要はありそうだが、
それでも合意形成が素早くできるのは組織として価値観や判断基準がある程度一致しているからだろう。
また、別記事でも書いたとおりスタートアップらしく採用に力を入れることが結構やりやすい。 なんせ人がまだまだ欲しいのと組織としてもより成長していかなければならないフェーズだからだ。 エンジニアメンバーも10名以下の小さな組織なので動きやすさは抜群である。
それと事業の内容的に周りのメンバーに薬剤師が多いので気軽に健康相談ができる。
年齢を重ねるに連れ健康への意識は高くなる一方なのでこれはかなり好影響。
今後やりたいこと
採用活動
採用は組織戦略の1つとしてこのまま続けたい。採用は直近の戦略というよりも将来的なプロジェクトや事業の状況を想定しつつ中長期的な戦略になる。そのため、自分の考える最高のチーム構成とか未来を見据えた攻めの姿勢みたいな仮定・計画と行動とを繋げやすい。なんとなく現状のマネジメントだけやる……とか目の前の問題をなんとかする……みたいな。このあたりはああ、マネージャーっぽい役割だなーと感じる。ということで今後もやっていく。
ブランディング
採用含めて企業は認知されるところから始まる。しかも良い意味で。
マーケティングってのは認知をハックするための手法だと思っているけど炎上商法だとか煽り商法だとか色々とネガティブな方法も存在する。
そういうのを極力使わないようにしつつ弊社らしさをアピールする。僕は広報じゃなければ人事でも労務でもデザイナでもないんだけど、
こういう活動を率先してできるのはスタートアップならではである。成長機会しかない。
ただし素人芸が真価を発揮するとは思えないのでプロのアドバイスはほしい。これが結局採用につながってる的なところはある。
なので個人的には「御社のXXは全くイケてない」と辛辣なアドバイスをくれる人がほしい。
なぜならアドバイスをする人は関心を持ってくれているかよっぽどのお人好しかであり、
そういう人がカオスなスタートアップ初期メンバーには向いていると私が考えているからである。
成長促進
前職で得たマネージャーとしての知見を使ってメンバーの成長や目標設定を支援していきたい。
特に若いメンバーの多い弊社の場合磨けば光る原石しかいないしスーパースターになっていってもらいたい貪欲なメンバーしかいない。算数苦手な僕に分析結果から施策提案してくれるし実装面でも現状の実装上の方向性やドメインの切り口をベースに会話してくれる。(弊社はRuby on Railsでありながらレイヤードアーキテクチャを採用している)
コーチングやメンタリングで学んだコミュニケーションスキル?を活かして僕の思い描く成長プランと、
各メンバーの感じていることとをすり合わせして最終的には自分で事業を興してイケるくらいのエンジニアへと成長させたい。そして僕を雇って定年までのんびり生きられるようにしてほしい。
ただ難しいのはいたずらに相手のフィードバックだけをすればいいわけじゃないところだ。
時としてこちらの要望や願望を明確に伝えつつ、直接的な指示をすることもあるだろう。これも守破離。
そして山本五十六の「やってみせ……」に通ずるように、まずは行動指針や具体的施策をこちらで設定する段階を踏むことである。
失敗を最初にさせるのでもよいがそれがユーザーの不利益になるようであれば企業として問題である(と、アンディー・グローブも言っている)
筋トレ
本社が東京なので強制的にフルリモート勤務となり、家から出ないためにほとんど運動しなくなった。 自転車に乗る機会も激減した。なのでそれらを改善するために最近ではアブローラー使って筋トレしたりプロテイン飲んだりしている。まだまだ腹筋が痛くならないのでイジメが足りないようだ。頑張る。英語は500日以上地道に続けることができているので、多分本気出せば筋トレだって続けられると思っている。 (どうでもいいけど中高の部活もほとんど休んだことがないし、学校もほぼ休まなかったくらいには継続することに対して生来苦と感じない)
まとめ
あんまりコード書いてないんですよ。おかげさまで競技プログラミングもひどい有様で成長停滞中。
ただ別に得意な人が勝手にやればいいかなって思っているので僕は僕のモチベーションだけで今を生きている。
コード書けなくても死なないなって分かったので、もしプログラマやSEで技術的なところの停滞感や不安を持っている人がいれば、
組織・チームマネジメントやそれら全体から生まれるプロダクト開発のケイデンス(いい感じのリズム)をいい感じにするってところに集中してもいいんじゃないかと思う。
それでも無理なら自分で起業しちゃえばいいかなって気楽に考えて生きたらよい。多分。