bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

転職してEMになった

Created Date: 2020/02/05 00:33
Updated Date: 2024/01/01 02:55

ようやくブログを書ける環境が構築できたので投稿。(Ruby/Middleman/Docker)
前職では会社貸与PCを使わせてもらってたおかげでタダでメモリ32GのMacbook Pro 15を愛機としていたのだが、今は前職でタダでいただいた Surface Pro 4 を使って頑張った。えらい。 mac要らない!とは言い過ぎだけどまあ最悪なくてもいいよねレベルにはなってる。

昔と違ってUbuntuディストリビューションが入ったり、Docker for Windowsがあったりするんで、 WindowsのMinGWとかCygwinとかいらないし、コマンドプロンプトもWindows TerminalっていうMS純正の物が出てきてるし、なんだか近代化進んだなという印象。 ConEmuとかQTTabBarみたいなのをつかってタブ化しまくってたのが懐かしい。

本題

さて本題になるのですが、そのまえにここで書いていることは個人の見解であって、現職や前職に所属する立場としての発言ではありませんのでご留意ください。

2020年2月から福岡でメッセージングアプリを作ってる会社に務めてます。
まず感じたのは組織がでかいこと。前前職も同じくらいのエンジニア(SE)がいる会社だったんで元に戻ったといえばそうなんですけど、3年半年くらいは目の届く範囲にしか人がいなかったんで、 すれ違う人それぞれに「この人はどこで何をやってる人なのだろうか」とか「声を掛けていろいろ聞いてもいいのだろうか」とか余計な詮索や悩みを持つくらいには違いを実感してます。

当社では僕はEM(Engineering Manager)という役割を担うことになっており、 ここ数日自分にできるのか、何をしようか、どうすればいいのかなど戦々恐々としております。 そんな気持ちが前に出すぎてしまった結果、自己紹介を見事にスベったことで失うものがあまりないのは唯一の救いかもしれません。

何をするのか

おおいにチームを鼓舞したいと思ってます。

ITスキルおよび言語スキルが(おそらく)組織としては低い部類になるんで、 僕ができることといえばあることないことをポジティブに発信し、 人のモチベと体験を喜びと笑顔に変え、明日もとりあえず頑張るかぁという気持ちにさせることくらいでしょう。が、これはこれで僕なら少しはほかの人よりは頑張れるかも?とは思います。

なんで辞めたのか

大きく3つあります。

  • EM楽しそう
  • BtoCでいい感じの企業を経験したかった
  • 世代交代の時期

EM楽しそう

以前の記事に書いたとおり、ミクロなスペシャリストというのを目標にしていたら、35歳定年説みたいなものに出くわしたというか、中途半端なプログラミングスキルのおっさんが若者や凄腕エンジニアに混じってモノ作っててもしょうがないと思ったのと、PM的なマネージャー経験を担わせてもらったことでエンジニアリング組織の色々な問題課題を考えるほうにフォーカスすることが増え、それが面白かったというのが理由です。
アジャイルやスクラムなどSEやってたら見えなかった(あるいはもっと出会うのが遅かったかもしれない)世界がそこにはあって、自分たちのサービスを作るってめっちゃ大変だけどやっぱり楽しいなと思いました。
そして、そんな折にEM.FMに出会って、 VPoEしか知らなかった僕にとってこれ(EM)は面白そうな職種だなと思ったのです。

BtoCでいい感じの企業を経験したかった

企業の組織そのものの変革ってめちゃくちゃ大変なんですけど、 サービスが組織と関連づいてる場合だとサービスの規模感にもよりますが、 企業を変えることよりは比較的楽にできるというのは昨今のマイクロサービスだったり、 ホラクラシー組織だったりで言われている通りです。 そしてまずは小さく始められること。 それには大企業だけど大企業ではないような組織を持ち、 かつ自社サービスが強い企業であることが求められます。

前職は良く言えばどっちにも成り得るが、悪く言えばその段階ではないというのが現状でした。 僕もおっさんなのでこのまま年を取るよりかは、 現状そういう企業でさらに動きが早いであろうBtoC系の企業を経験してみようと思いました。 (今までずっとBtoBだったので)

世代交代の時期

ネガティブな理由を挙げるとすればこれはベンチャー企業ではあるあるなんでしょうけど、 色々と苦楽を共にしたメンバーが雲散霧消していったことが挙げられます。 とはいえ当時僕がやってたプロジェクトについては、 いい感じにすごいエンジニアたちが興味を持ち出してくれたので「俺いなくてもいいじゃん」という結論に至ることができました。
それに加えて僕の後釜のポジションには僕が育てた(かもしれない)部下が所属しており、今では社内の別部署からも認められる頼れるリーダーとして育ってくれたんでこれもまた後押しになったなと思ってます。
個人的には中島みゆきの「時代」のごとく、時がめぐったんじゃないかと思ってます。

転職活動に利用したサービスと反省点

今回の転職媒体としては当時はWantedlyのスカウトが活発だったのと、 ビズリーチがCMで流れててやってみようと思ったのとで、この2つで動いてました。

ビズリーチでは直接のスカウトにしか対応しないようにしてたんですけど、 エージェント経由で紹介していただいたいくつかの企業にも書類を出したり選考を受けたりしました。
ただあるエージェント企業はこっちの意思をほぼ無視して「その経歴ならとりあえず送ったらいけますわ」みたいなノリだったためか面接の場でもミスマッチを起こすし、「お前のようなやつを受け入れるポジションはない」と書類審査で門前払いを食らうなりして個人的には結構傷つきました。企業にも無駄な時間を割いてもらって大変申し訳ないなと思っています。 悪い人ばかりではないのですがエージェントを使う場合は、 こちらに対して誠意あるヒアリングと、嗜好やキャリアプランなどをともに吟味してくれる人を選ぶようにしたほうがいいと思います。

また、前回は内定いただいたら割と即決で転職活動を終えたんですけど、 今回は最後の最後まで悩んでしまったのもかなりの反省点でした。 僕の中で中途半端に欲が出てしまった結果だと思います。 もし次があるとすれば、誰かから誘われる形か、自分の中で転職先を1択に絞ったうえで活動しようと考えてます。

まとめ

EMのことよりも自身の転職活動を振り返ってばかりになってしまいましたが、 EMはEMで企業によってやることも違いどこに一番注力するかも変わるので、 めっちゃ大変だなという最初の印象どおりです。
とはいえ最初にやりたいことは決めていて、それはやり遂げようと思ってます。 人一倍頑張り、人一倍明るくスベり倒します。以上です。

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