bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

Cybozu Meetup in 福岡に行ってきた

Created Date: 2019/09/26 21:50
Updated Date: 2024/01/01 02:55

Cybozu Meetup in 福岡 #1に行ってきた。

僕の現職にはサイボウズ出身のエンジニア・営業さんがいるのでそのへんからもサイボウズ社のエンジニアリングや技術力の素晴らしさは聞いていた。 そのサイボウズが福岡にオフィスを開いたことは知っていたけど、誰がいるのかはさっぱりだった。 それにサイボウズといえば企業文化が面白くて働いている人もイキイキしているというのはテレビやWebの情報で知っていた。 そういう会社で働いている人と話せる機会が福岡であるというのはなかなかないよな、ということで参加を決めたのであった。 (ていうかそもそもSIerだったころからガルーンやデヂエ、Kintoneは知らないと潜り扱いされていたわけで)

で、サイボウズ福岡拠点には@pirosikickさんがいた。Yahoo!にいたんじゃなかったのか。 そんなサプライズから始まって、フロントエンドエキスパートチームだとか生産性向上チームだとかコネクト支援チームだとか知ることができた。 そしていい感じにそれぞれのチームメンバーの方ともお話させてもらった。

生産性向上チームのエンジニアさんには、生産性向上が見込まれる改善に対して、具体的な数値目標はあまり設定されていないということを聞いた。 同じことをコネクト支援チームの方からも聞いた。ちなみにコネクト支援って何かって言うと、勉強会やイベントを行うとき、 ケータリングの手配だったり会場の予約だったりってのを代行してくれるチームである。その他採用に関わるマーケティングや広報、 人事の採用前段階の呼び込みみたいなことなど多岐にわたるサイボウズの縁の下の力持ちである。 ていうか、今回来福いただいたサイボウズの製品チーム以外のチームは全部縁の下の力持ちである。 そういうチームに数値的な目標ってのはモチベーションの問題で難しいところはある気がする。 というのも、結果もすぐに出るわけじゃないし、数字を達成したからといってそれだけが成果かっていうとそうでもないし。 色々とお話した結果、組織の潤滑剤として組織の様々なつまづきや動きの鈍りみたいなのを未然に防ぐ役割として一部のチームが存在しているんだろうなという点に僕としては落ち着いた。 サイボウズはそういう部分にちゃんと経営層が理解を示してくれる良い会社である。
個人的にはやっぱりそこがどう個人の評価につながるのかは気にはなるけど、まぁ自己アピール大事ってことかな?って思う。

あと、色々とお話していて驚いたことは「組織として自分の指向と合わない」とか「評価の正当性が不明」っていう問題が発生したとしても、 会社を辞めようっていう選択肢が誰一人でてこないっていうことだった。普通、少しは辞めたいとかもう無理やって思うところだと感じるけど、 ここはサイボウズが組織文化をしっかりと根付かせていて全体的な良い組織を体現しているからだろう。 要するに「今の環境がだめなだけで、別の環境にすればいい」っていう選択肢が、ちゃんと会社の中に存在しているということだ。 これ、言葉にすると簡単だけど実際問題めちゃくちゃ難しい。サイボウズの長い歴史(と、それに伴う『良い組織』へのコミット)が、組織の中に心理的安全性を作り出した好例だと思う。

そして話した方全員が「うちどうです?」と誘ってくれる。これも自分の会社に魅力があるとみんなが思っていない限りそうそうできない気がする。 仮に僕が自社イベントをやったとしても談話・雑談はすれども「うちに入って一緒に働きましょう!」っていうのを自然に会話として出すことができるかっていうと多分できない。それは心のどこかで、弊社で働くということがどういうことなのかを真剣に考えていないからのかなーって思う。

ちなみにサイボウズのリモート拠点は福岡だけでなく他にもいっぱいあるし、何なら東京オフィスもほぼZoomで会議やミーティングやってるし、 モブプロやってるしでもはやリモートと物理の違いってもはやオフィス風景だけじゃないですかねーっていうのが面白かった。

そんな感じでただただサイボウズすごいよって言うことを実感したのであった。 あと、毎度のごとく牧のうどんをオススメしておきました。

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