見えざる部分の評価
Updated Date: 2024/01/01 02:55
今日同僚と子どもの話をしたんだけど、彼は自宅から自転車で通勤していてる。 しばらくは徒歩だったが、幼い子どものために母ちゃんの補助を行うために早く帰宅する必要がでてきたので自転車にしたそうだ。 家では幼い子をおんぶしながら、保育園児と遊んでるそうだ。その間奥さんは家事全般をやっているそうだ。
こういう話って普段の仕事では全然垣間見ることがないプライベートな部分なんだけど、
めちゃくちゃ重要だなと感じた。というのも、彼がやっていることは今、日本で一般的とされている父親像とは違い、
あまり使いたくない言葉だがすなわち「イクメンパパ」である。
彼は社内でも仕事が丁寧で早く、プログラミング言語もいくつも習得しているので色んな所から重宝される立場でもある。
結局、仕事とプライベートって密接な関係があって、相互作用するもんだなと改めて感じた。
では、失礼ながら仕事のできない人のプライベートは総じて糞なのかというと、そんなことはないと思うが、
一部においてはある種の相関関係か因果関係はある気はする。
例えば、一日中テレビやエンタメに時間を消費している人は、生産的な時間の使い方が出来ていない。
それはただ一日の大半を与えられた情報を使って右から左へと自分の五感を使って受け流しているだけに過ぎない。
ご飯を食べてウンコするようなものだ。そこには生きるための活動は存在するものの、
自分を成長させるような仕組みはいっさい存在しない。
少なくとも同じ食事でも自分好みの美味しいご飯を探すとか、何が美味しかったのかを語り合うとかそういう社会との関わりや、
自分との対話が発生しない限り何も成長することはないのである。……と思う。
まとめ
そんな感じで、僕がもし評価する立場の人間になったときは、
仕事の内容ばかりではなく(こっちは否が応でも毎日人を見ていたら自ずと分かることだ)、
プライベートな人間性もどんどん評価の基軸にしたいと思った。
まぁ、すでに採用面接の場では結構そのへんを見ようとして色々試行錯誤してはいるところだ。
ただ、今のところは上手くいってるとは言い難い気がしている……。まだまだ人間観察力を磨かなければ。