bon now

ありのままの現実を書き殴る吐き溜め。底辺SEの備忘録。
Written by bon who just a foolish IT Engineer.

Middleman4にバージョンアップ

Created Date: 2017/07/31 00:07
Updated Date: 2024/01/01 14:47

バージョンアップした。特に何かが変わったわけではないが、middleman article XXXX で記事が作成できるようになった。
ただ、日本語の記事タイトルを付けようとすると invalid byte sequence in US-ASCII というエラーでできなかったんで、 一旦UTF-8に強制エンコードさせるようにした。どうせ機種依存文字をタイトルに使うことはないだろうし、これでいいでしょ。

最近の一番の変化といえば、Rubyという言語自体をあんまり好きじゃないなぁと自分でも感じ始めてて、 とにかくやりたいことを実現することは速いけど、それに処理速度が追いつかないという問題が本当に多い。 Javaだったら…とかSQLだったら…とか別言語でのソリューションを考えると良いところが無くなるので、 その辺のトレードオフは他の人や会社はどうやってるんだろうかと気になっているところだ。

というのも、自分が転職してだいたい1年経ち、自分のプログラミングスキルの上達のなさとか、 とにかくRubyのコーディングが遅いとかそういうツラい時間を経験し、 社内システム開発という名の、延々と続くマラソンプロジェクトにおける他部署や部門との調整の煩雑さとか、 やたら主張する「オレの作業はここまでだ」とか、「いや聞いてないどういうことだ」とか、 お客さん相手ではあまり想定されないそういう社内でのトラブルに遭遇しまくってて辟易・疲弊しているからである。

最近になって 顧客中心設計 ってのがバズワード気味にITでも聞かれるようになってきて、 顧客サポート経験もある自分にとっては時代がオレに追いついてきた感がある(ウソです)。

開発者の中には、多くは自分らのプロダクトは品質と保守性を同時に高い位置で保持する必要があるし、 そうすることにより顧客の使用感や満足度に繋がると信じて疑わない人もいるんだけど、 ビジネスの側面から言えば半分正しいが、半分はそうではない。 というのも、SIと違ってパッケージ製品やクラウドサービスを主体とするビジネスの場合、 利益の100%をお客の支払ってくれるお金に依存することになる。全社だと予算の攻防や保守費や改修費での将来採算とか、 売り切り以外の方法でのペイの仕組みが成り立つが、後者の場合はそれもない。 ただただ自分らの製品やサービスをお客のために成長させていくことで、それがその後の契約数の増加や契約継続率の増加、 1顧客あたりの支払金額の向上などにつながっていくことを南無阿弥陀仏することになる。

分かるだろうか。つまり自社の金回りだけでなんとか利益を出そう!というのは、 最終的に「お客のために」行動しなければ得られるものではないということだ。 これに気づけない開発者が多いため、大抵の場合営業や顧客サポート部門の人たちとの間で軋轢と認識相違が生まれる。 自分も気をつけているけどやっぱり開発側の視点で「こうすれば(開発が)楽だ」とか「妥協案はこれだ」というのを主観的に判断してしまうことがある。 難しいけど、その辺は上述したようにやたら多い社内の調整事のおかげで少しずつマシになってきてる気がする。

なんか全然Middlemanのバージョンの話とは関係無くなってしまったのでこの辺で終了する。 詳しい1年の振り返りと今後の展望は暇があったら書こうと思っている。

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